「あんたもさ、 昔はこんなだったのに」 透明のマカロンつまむ姉
道端の片手袋の指先を 最期の止まり木に選ぶ蝶
積読の外国語入門書たち 崩れてジェネリックバベルの塔
必然であってたまるか しかし あの 上野のミイラは愛されていた
実は今 あらゆる町のクレーンが 二足歩行で踊ってるんだ
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